なるべくゴミを出さないゼロウェイストな生活を目指していても、やはりゴミは定期的に出てしまうと思います。
ゴミ出しにおいてゴミ袋を全く利用しないということは現実的に難しいと思いますが、
使用するゴミ袋の枚数は少しでも減らすことができると思います。
今回はゴミ袋の使用枚数を減らす方法についてまとめてみました。
目次
1.レジ袋有料化によって増加するビニール袋の購入
2.使用するゴミ袋を減らす方法
2-1.ゴミの量を減らす
2-2.ゴミ箱に袋を使用しない
2-3.ゴミ箱の数を減らす
2-4.指定ゴミ袋にゴミを直接入れる
2-5.市販商品のパッケージ袋や新聞紙をゴミ袋にする
2-6.ゴミを圧縮する
2-7.ゴミ箱でゴミ出しする
3.まとめ
1.レジ袋有料化によって増加するビニール袋の購入
レジ袋有料化に伴い、およそ4人のうち3人はレジ袋を買わないというように、使い捨てレジ袋の利用率は減少しています。一方で、ある調査会社によると、約4割の人がレジ袋をゴミ袋として活用していた、という調査結果も出ています。実際に、100円ショップやホームセンターでのレジ袋サイズの袋の売り上げが2倍以上となっているようです。
参考記事
使い捨てのレジ袋を削減した結果、ゴミ袋としてのプラスチック製の袋の購入が増加していると思うと、何だかもやもやしないでしょうか。
2.使用するゴミ袋を減らす方法
一枚数円とはいえ、購入するゴミ袋を減らすことができれば地球環境にも家計にも優しい結果につながります。ここでは、使用するゴミ袋を減らす方法について考えてみたいと思います。
2-1.ゴミの量を減らす
ゴミの量自体を減らすと、ゴミ出しの回数を週1回や月1回などに削減できます。必然的に必要となるゴミの袋の枚数も減らすことができます。ゴミ出し回数減は家事負担の軽減にもつながります。
ゴミの減らし方については以下の記事をご参照下さい。
2-2.ゴミ箱に袋を使用しない
家にあるゴミ箱一つ一つに専用の袋を使用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ゴミ箱に直接ゴミを捨てれば、ゴミ箱の数分のゴミ袋は不要となります。
ゴミ箱の汚れが気になる、という方は定期的に水洗いする、アルコール除菌するといった方法もあります。
ゴミ袋を使用しないと決めると、ゴミ箱にゴミ袋をセットする手間を省くことができ、家事時短にもつながりますね。
2-3.ゴミ箱の数を減らす
ゴミ箱の数を減らす、という考え方もあります。各部屋にゴミ箱を置かず、キッチン周辺など頻繁に利用する1~2か所のみにゴミ箱を設置するという方法です。各部屋で出たゴミはその都度、各自がメインゴミ箱まで運びます。
ゴミ出し前に各部屋のゴミ箱のゴミを回収して回るという手間を省くことができます。また、ゴミ箱のスペース分の各部屋の面積を有効利用できますね。
2-4.指定ゴミ袋にゴミを直接入れる
自治体ごとにゴミ袋が指定されていることも多いと思います。家の中でいくつかのゴミ袋はいったゴミを指定ゴミ袋に入れてゴミ出しされている場合は、指定のゴミ袋にゴミを直接入れることも検討してみて下さい。中間に使用するゴミ袋をなくせば必要最低限のゴミ袋の枚数で済ませることができますね。
2-5.市販商品のパッケージ袋や新聞紙をゴミ袋に
生ごみやオムツなど、においが気になるため小分けで捨てたいというゴミについては、市販商品のパッケージ袋を活用できます。商品購入時に梱包されている袋をためておくと、わざわざゴミ袋を買わなくて済みますね。
また新聞紙でゴミ袋を作るという方法もあります。こちらは時間に余裕のある方におすすめです。
2-6.ゴミを圧縮する
ゴミを圧縮して体積を減らすという方法もあります。自力で圧縮してもよいですし、圧縮できる市販品もあります。例えば、以下の製品を利用すると、通常のゴミの体積を1/3まで減らすことができます。
圧縮時はゴミ袋からゴミがはみ出したり、ゴミ袋が破れないようにご注意下さい。
2-7.ゴミ箱でゴミ出しする
自治体によっては、ゴミ箱でゴミ出しすると中身のみ回収してもらえる場所もあるようです。ゴミ袋なしで回収してもらえれば、ゴミ袋なしで生活できますね。ゴミ箱利用可否については、お住まいの自治体にお問い合わせ下さい。
3.まとめ
今回はゴミ袋をなるべく使わない方法について考えてみました。ゴミの量を減らすことが最も効果がありますが、ゴミ出しの仕組みを変えるだけでもゴミ袋の使用枚数を減らすことができます。仕組みを変えると、ゴミ出しの家事工数も減らすこともでき、ゴミ出しのストレス軽減にもつながります。
今回の記事が少しでもみなさまのお役に立ちましたらうれしいです。
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