使い捨てプラスチック容器に入っていない日焼け止めを選ぼうと思うと、選択肢がとても限られてきませんか。
また、できればリサイクル可能な容器に入った日焼け止めを購入したい、と思われる方もいらっしゃると思います。
今回はプラスチックフリーな日焼け止めにはどんな種類があるの?という疑問から、日焼け止めについて調べてまとめてみました。
今後どのような日焼け止めを使用しようか悩まれている方の参考となりましたらうれしいです。
目次
1.どんな選択肢があるの?
2.アルミ缶入りの日焼け止め
2-1.サンゴに優しい日焼け止め
2-2.スチームクリーム
2-3. ama
2-4. ALL good
3.紙製容器入りの日焼け止め
3-1.リトルハンズハワイ
3-2.California Organic House
4.日焼け止めを手作りする
5.まとめ
1.どんな選択肢があるの?
プラスチックフリーな日焼け止めにどんな選択肢があるかというと、①アルミ缶入り、②紙製容器入り、③手作りする、の3つに絞られます。
①アルミ缶
プラスチックフリーな容器のなかで最もメジャーなスタイルです。
使用後、アルミ缶としてリサイクル可能です。
②紙製容器
紙製容器は、まだまだ種類も認知度も低いです。
各メーカーによると、使用後の紙容器はコンポスト可とされています。
③手作り
日焼け止めを手作りすると、保管容器を自由に選定できます。
手作りする手間はかかりますが、必要な分だけつくり、ガラス容器など自分好みの容器に保管することができますね。
2.アルミ缶入り日焼け止め
2-1.サンゴに優しい日焼け止め
サンゴの白化現象の一因となる「オキシベンゾン」や「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」の成分を含まない日焼け止めです。沖縄のダイバーさんが開発された商品です。
効果:SPF50+ UVA★★★★
落とす時にクレンジング材不要。石けんとぬるま湯で洗い流せます
重量:12g、40g
材料:ゴマ種子油、酸化亜鉛(ノンナノ)、ヤシ油(ココナッツオイル)、ミツロウ、シア脂、ホホバ種子油、ラベンダー花油、セイヨウハッカ油、ユーカリ葉油
参考価格※ :(12g)約900円 、(40g) 約2700円
2-2.スチームクリーム
日焼け止め以外に保湿クリームやクレンジングクリームなども販売されているブランドです。
日本国内で手作り、ヴィーガン対応、使用後の缶を回収する『CANBACKプロジェクト』など、こだわりが多く詰まっています。
オンラインの他に、日本各地の実店舗でも購入することができます。
詳しくは、STEAMCREAMHPをご参照下さい。
効果:SPF33 PA+++
効果的に使うには、2〜3時間を目安に塗り直して下さい
重量:75g
材料:
ハッカタイプ
水、カラスムギ穀粒エキス、アーモンド油、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、グリセリン、ステアリン酸、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、カカオ脂、ステアリン酸ソルビタン、TEA、ラフィノース、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ハッカ油、ホホバ種子油、オレンジ果実エキス、イソステアリン酸デキストリン、(パルミチン酸/ヘキシルデカン酸)デキストリン、セテアリルアルコール、アロエベラ葉水、アロエベラ葉汁、グリチルリチン酸2K、ラベンダー油、カミツレ花油、ビターオレンジ花油、ダマスクバラ花油、マルトデキストリン、香料、エチルパラベン、プロピルパラベン、トコフェロール
ノーマルタイプ
水、カラスムギ穀粒エキス、オレンジ花水、アーモンド油、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、グリセリン、ステアリン酸、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、カカオ脂、TEA、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ホホバ種子油、オレンジ果実エキス、グリチルリチン酸2K、ラフィノース、(パルミチン酸/ヘキシルデカン酸)デキストリン、イソステアリン酸デキストリン、ステアリン酸ソルビタン、セテアリルアルコール、ラベンダー油、ビターオレンジ花油、カミツレ花油、ダマスクバラ花油、エチルパラベン、プロピルパラベン、トコフェロール
参考価格※ :約2500円
2-3. ama
ニュージーランドのブランドです。100%天然素材で、サンゴにも人にも優しい日焼け止めです。現在日本国内で取り扱われているのはTwoTreesのみのようです。
TwoTreesでもっとエコフレンドリー便を注文すると、緩衝剤なし・紙袋に入れるだけの超簡易包装で発送してもらえます。
効果:SPF40
重量:45g
材料:酸化亜鉛38%、スイートアーモンドオイル、ホホバオイル、カオリンクレイ、ミツロウ
参考価格:約2500円
2-4. ALL good
カリフォルニア発のボディケアブランドです。ウェブショップ以外に全国の実店舗でも取り扱いがありますよ。
効果:SPF50+
重量:28g
材料:ヤシ油、酸化亜鉛、ミツロウ、トウキンセンカ花油、ホホバ種子油、酸化鉄、オ クチルデカノール 、トリヒドロキシステアリン、トコフェロール
参考価格※ :約2300円
3.紙製容器入りの日焼け止め
3-1.リトルハンズハワイ
海に優しいハワイ発の日焼け止めです。100%天然素材、動物実験なしといった特徴があります。紙は全て自然に還るリサイクルペーパー。印刷には大豆インクが使用されています。紙製容器の他に、缶入りタイプの日焼け止めも販売されています。
効果:SPF40+
石鹸で落とせます。
重量:27g
材料:酸化亜鉛(Non-Nano)・ココナッツオイル・シアバター・ホホバオイル・ビタミンEオイル(ひまわり由来)・蜜蝋(ビーズワックス)・フランキンセンスエッセンシャルオイル・エルダーベリー
参考価格※ :約3600円
3-2.California Organic House
アメリカのカリフォルニアでオーガニックなコスメやボディケア用品を扱っている店舗です。注文するとアメリカから発送いただけるようです。
紙容器はリサイクルペーパーにて作られており、ラベルはサトウキビからできた紙を使用しています。
効果:SPF50+
石鹸で落とせます。
重量:28g
材料:酸化亜鉛・レッドラズベリーシードオイル・アボカドオイル・ココナッツオイル・カカオバター・シロヤマモモワックス・キャンデリラワックス・カカオパウダー・アロルートパウダー・マカの根パウダー・カバノアナタケパウダー
参考価格※ :約3600円
4.日焼け止めを手作りする
日焼け止めを手作りする方法は色々とあるため、以下にまとめられた記事を参考としてみて下さい。手作りするためには原材料を集めたり、調合する手間がかかります。
手作りを楽しみたい方にとってはチャレンジされてみてもよいかもしれません。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。全体的にペースト状の日焼け止めが多いですね。プラスチック問題やサンゴへの影響を考慮した日焼け止めを選ぼうと思うと、日本ではまだまだ選択肢が少ない状況です。今後ますます増えていってほしいですね。
本まとめ記事が日焼け止めを探されているみなさまのお役に立ちましたらうれしいです。
※価格は参考ですので、販売時期や販売店舗・送料等により異なる場合があります。あくまでも目安としてお考え下さい。
他にも捨てない暮らしに関する記事を書いています。
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