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ダンボールコンポストのメリット・デメリット|体験談・口コミまとめ

コンポストを始めてみたいけれど、何から始めれば良いのだろう?

とお悩みではないでしょうか。

本記事では、コンポストを始めたいと思っていらっしゃる方向けに、ダンボールコンポストのメリットとデメリットをご紹介します。

2年の間に、LFCコンポスト、ダンボールコンポスト、木箱のコンポスト(キエーロ)、生ゴミ処理機などを試した筆者の経験談も交えていますので、どんなものが自分にとって最適か見極める参考にしていただけるとうれしいです。

 

ダンボールコンポストのメリット

簡単に作れる

なんといっても、ダンボールがあればコンポストを始められるという気軽さにあると思います。

最低限必要なものは以下の4点。

  • ダンボール
  • ダンボールを置く台
  • スコップ
  • 虫除けカバー(Tシャツなどで代用可)
  • コンポスト基材(ピートモス15L : くん炭10Lの割合)

ダンボールにコンポスト基材を入れて混ぜ、毎日生ごみを投入するだけです。
2-3日生ゴミを投入し、1ヶ月ほど熟成させると堆肥として利用できます。
作り方は以下のHPが写真付きでわかりやすいですよ。


堆肥作りを目的とせず、生ごみを入れ続けたい場合は、基材と書いている部分を黒土に置き換えてみてくださいね。

季節や生ごみの投入量にもよりますが、2週間程度で分解されます。

 

ダンボールコンポストを準備するのが面倒という方向けに、コンポストセットも販売されていますよ。

 

安く始められる

ダンボールが材料ということもあり、既存のコンポストの中では一番安価に取り組めるコンポストです。

基材のみホームセンターで購入すると、500円〜1000円程度で始められます。

安価で手軽に始められることから、ダンボールコンポストは多くの自治体サイトでも紹介されていますよ。

 

ダンボールコンポストのデメリット

耐久性が低い

ダンボールコンポストのデメリットは、なんといっても耐久性が低い点です。

ダンボールコンポスト経験者からは、雨や生ごみの水分でダンボールがヨレヨレになって破れてしまった、スコップで突き破ってしまった、といった声が多いですね。

ちなみに筆者はダンボールコンポストの外側にキノコが生えてきてアタフタした経験があります。

 

耐久性を高めるには、中に新聞紙を敷く、ダンボールを2重にする、雨がかりには置かない、といった対策が有効です。

対策を取ることで多少長持ちしますが、もって数ヶ月程度と思っておいた方が良いでしょう。

穴が空いてしまうと土が漏れて移動や入れ替えが大変になるので、数ヶ月に1回はダンボールを交換されることをおすすめします。

 

虫や臭いが発生することがある

虫対策や臭いが出ないように気をつけていたとしても、やはりコンポストに失敗は付き物です。

 

少しずつトライ&エラーを繰り返しながら慣れていくうちに、虫や臭いは発生しなくなっていきます。

以下の記事によくある失敗例をまとめていますので、コンポストにチャレンジする前に目を通していただければと思います。

 

まとめ

今回はダンボールコンポストのメリット・デメリットについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

ダンボールコンポストは安価でお手軽に始められる反面、破損しやすいのが難点です。

お試しでコンポストを初めてみたい方にちょうど良いといえますね。

 

初心者が手軽に始められるという点では、手提げバッグタイプのLFCコンポストもおすすめ。

初期費用は掛かりますが、わからないことをスタッフにLINEで聞けるため安心感がありますよ。

 

コンポストで分解されにくいものなどは、以下の記事をご覧下さい。

 

【参考HP】

ダンボールコンポストの作り方 | 静岡県富士市