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その拾い方は危険かも?!ごみ拾い時の7つの注意点まとめ

環境のことを考えて私もごみ拾いを始めてみたいけれど、どんなことに注意すればよいの?

と思われている方向けに、ごみ拾い時の注意点をまとめてみました。

今回ご紹介するごみ拾い時の注意点は、すでにごみ拾いを始められている方でもご存知ない方がいらっしゃるかもしれません。

ご自身の身の安全を守るための注意事項として改めてご確認いただければうれしいです。

 

 

ごみ拾い ボランティア 注意点

 

1.ごみ拾い用具は必ず揃えよう

拾うごみの中には、タバコやガラス・金属片などの危険物なども含まれています。

また、使い捨てのマスクやペットボトル・缶・びん類、食品のパッケージなどの人の唾液などが付着したポイ捨ても多いです。

感染症の感染などのリスクもありますので、安全面、衛生面の観点から、トングや軍手などは必ず準備するようにしましょう。

「ごみは素手で触らない」が基本です!

 

2.車やバイク・自転車の通行に気をつけよう

ごみ拾いを始めると、どうしても注意がごみに向きがちです。

一生懸命取り組んでいるうちに、夢中になってごみを拾ってしまう気持ちはわかりますが、移動する際には一度立ち止まり周囲の状況を確認する冷静さも必要です。

また、集団でのごみ拾いは、車両や人の通行の邪魔になる可能性もあるため、お互いに声をかけ合って注意喚起するようにしましょう。

ごみは人や車通りのある道端に捨てられていることが多いので、「交通安全」には十分に留意してごみ拾いしてくださいね。

 

3.危険な場所に立ち入らない

交通量の多い道路の緩衝帯や川岸・海岸の岩場など、もう少し移動したり手を伸ばせば届く場所にごみが落ちていることもあります。

見つけたらつい拾いたくなってしまうのが人間の性ですが、自分やメンバーの身の安全が確保できない場合は無理して拾わないようにしましょう。

ごみ拾いで怪我をしては大変ですよね。

危険な場所に大量のごみが落ちている場合は潔くごみ拾いを諦め、自治体へ一報入れて適切な作業員の方を手配してもらいましょう。

 

4.お茶が入っているペットボトルは要注意

道路脇などにお茶の入ったペットボトルが捨てられているのを見かけたことはありませんか?

なんで中身を入れたまま捨てるんだろうかと疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

見た目はお茶に見えますが、中身はお茶とは別の液体である可能性が高ので、拾う際は要注意です。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

道沿いだけでなく、登山の現場でも同様の問題が発生しているようです。

マナーの悪い方は一部だと思いたいですが、筆者も何度か道路で見かけたことがあります。

中身を出す際は、軍手ではなくゴム手袋を付けて作業する・液体はトイレに流すなど衛生面に配慮して対応くださいね。

拾って街を清掃されているみなさまには感謝の念しかありません。

 

5.海岸には危険物が漂着しているかも

海辺でごみ拾いをする漂着ごみの中には、危険物が混じっているかもしれません。

中身がわからないもの、見たことがないもの、外国語が書かれているものなどは、もしかすると危険なものかもしれません。

よく漂流する危険物は国交省のサイトから確認できます。

【国土交通省】海岸漂着危険物ハンドブック

ハンドブックに記載のないものでも、不安に思うものはごみとして回収せず、管轄の自治体へ通報しましょう。

 

実際に漂着している危険物の一例です。

 

ルアーや釣り針も浜辺に打ち上げられていることがあります。

鋭利で危険ですので、取扱いには注意しましょう。

 

6.拾ったごみは分別しよう

拾ったごみを分別するまでがごみ拾いです。

善意で拾ったごみとしても、分別されていないごみは自治体に回収してもらえませんのでご注意ください。

少量のごみ拾いであれば拾った後の分別でも苦労しませんが、大量にごみを拾う場合は初めから燃えるごみ・燃えないごみ・資源ごみといった袋に分別しておきましょう。

 

7.大量のごみを拾う場合は自治体へ相談しよう

ごみ拾いで何袋・何十袋ものごみを拾う場合は事前に自治体へ相談しておきましょう。

ごみ収集車での回収には治らない可能性が高いので、別便での回収対応が必要となるケースもあります。

処分するタイミングで困らないように、拾った後のことまでしっかりと考えておきましょう。

ちなみに、ごみ拾い用のごみ袋を支給してもらえる自治体もありますので、一度にたくさんのごみを拾いたい方は一度地元の自治体へお問い合わせくださいね。

 

まとめ

今回は、ごみ拾い時に気をつけるべき注意点についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

注意事項を念頭に入れた上で、安全面に配慮してごみ拾いいただければと思います。

特に子どもたちと一緒にごみ拾いをするときは、特に気をつけてくださいね。

 

誰かと一緒にごみ拾いしたい方やごみ拾い仲間が欲しい方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

 

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