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【2022年版】プラスチックフリーな天然ゴム製サンダル 3選 まとめ

歩くたびに靴底が削れてマイクロプラスチックが発生し、海へと流入している。。と考えると、なるべくプラスチックが含まれていないサンダルを選びたいですよね。

 

今回は、「足元にもサステナブルな選択を」ということでプラスチックフリーなサンダルについてまとめてみました。

 

 

天然ゴム製のサンダル

天然ゴムは、ゴムの木から採取された天然素材が原料になっているため、熱や微生物によって分解されやすい点が特徴です。

天然ゴムは人工的な合成ゴムに比べて引き裂き強度が強い・ゴム弾性が大きいといった特徴があります。その反面、合成ゴムに比べて劣化しにくい、火や熱、油に弱いという特性もあります。

 

1.タイ生まれの天然ゴム製ビーチサンダル Hippobloo

Hippoblooは、タイのゴム農園で採取した天然ゴムを使ったサンダルです。

Hippoblooのサンダルはタイの工場で一つ一つ丁寧に作られています。

製作工程がわかる動画はこちら

マシュマロのように柔らかい履き心地がHippoblooのサンダルの売りです。

足にフィットする感覚がユーザーからも好評のようです。

色の種類がかなり豊富なため、選ぶ際には迷ってしまいそうです。

サンダルは16cm〜31cmまでサイズ対応しており、子どもから大人まで履くことができますよ。

 

2.神戸クラシック ビーチサンダル

BEAMSともコラボしている日本のサンダルメーカー「九十九(つくも)」が販売している、日本製の天然ゴムビーチサンダルです。

もともと、兵庫県神戸市はビーチサンダル発祥の地とも呼ばれ、1950年代に各地に工場が作られましたが、阪神大震災時の工場火災で多くが途絶えてしまいました。

現在日本で常時製造している唯一のビーチサンダルメーカー「九十九」が、天然ゴム製のビーチサンダルを25年ぶりに復刻したのがこの「神戸クラシック」というモデルです。

写真:九十九HPより

色は、ネイビー・グレー・ブラック・ナチュラルの4色展開です。

鼻緒とソールの部分の色が同色のため、シンプルで落ち着いた大人っぽい印象です。

ナチュラル色は、製造過程で染料を使用せず、天然ゴムそのものの色(白とベージュの中間色)を楽しめます。

サイズは23cm〜28cmまで展開されています。(カラーによってサイズが限定される場合があります)

「神戸クラシック」ビーチサンダルは、「九十九」H Pからのみ購入できます。

 

3.Gurus グルズ

Gurusは、フロリダのヨガブランドが開発したサンダルです。

インドの農園で採取された天然ゴム100%で作られたサンダルです。

色素も全て、植物や花から抽出した天然素材というこだわりようです。

約1.7cmのソールは長時間履いても疲れにくく、3年履いてもくたびれない耐久性がある点も特徴です。

ストラップでサイズの調整ができる点が、Gurusのサンダルの特徴です。

足幅や足の甲の高さに悩まれている方におすすめのメーカーです。

サイズ調整の方法は、Gurus JapanのHPをご確認ください。

定番カラーとして、ブラック・ブラウン・パープル・ピンクの4色展開されています。

その他に数量限定の限定カラーも販売されてますよ。

サイズは22.5cm〜29.0cmまで対応しています。

 

番外編:竹皮草履

天然素材の草履といえば、わら草履が有名ですよね。

竹草履はわら草履よりも高級品として扱われていたようです。

竹はわらと比べてゴミが落ちにくく、耐久性もあり水にも強いことが特徴です。

現在は、明治27年に創業した虎班竹専門店「竹虎」が販売されています。

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竹皮草履の素材は竹皮100%です。鼻緒の部分はわら縄と綿生地でできています。

防腐剤、防カビ剤などは使用されていません。

使用期間は1〜2年が目安だそうです。

外履きだけでなく、ルームシューズとしても利用されているようです。

滑り止めはついていませんので、使用場所にはご留意くださいね。

サイズは 約23.5cm、約26cm、約28cmの3種類展開で、鼻緒部分は、藍色、赤色、竹皮などから選べます。

詳しくは竹虎HPをご確認ください→  竹虎H P

 

番外編:下駄

昔ながらの下駄も、プラスチックフリーといえます。

浴衣などに合わせて履くとおしゃれですよね。

素材が木でできていて硬いため、日常履きや海水浴用として使用するには使い勝手があまり良くないかもしれません。

近年は下駄の裏側にクッション材が取り付けられている場合もあるので、購入時はご注意くださいね。

 

まとめ

今回はプラスチックフリーなサンダルについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

少しずつ天然ゴム製サンダルを扱うメーカーさんも増えてきているようです。

使い勝手を考慮すると天然ゴム製のサンダルが選択しやすいと思いますが、昔ながらの草履や下駄も味わい深いのと思います。

今回ご紹介した内容がサンダル選びの際の参考となればうれしいです。

 

参考サイト

工業用ゴム製品・非金属伸縮継手の株式会社オーエヌテクノロジー

天然ゴムと合成ゴムの違いと比較、生産量、見分け方について