調理やサービスにおいて、廃棄物を極力出さないことを目指している、ゼロウェイスト・レストランやゼロウェイスト・カフェ。
海外の情報は多く入ってきますが、日本にはどの程度広まっているのでしょうか。
そんな疑問から、ゼロウェイストに取り組まれているレストラン・カフェについてまとめてみました。
1.ジェラート&カフェ GiFT NORiKURA ギフトのりくら (長野県)
長野県の乗鞍高原観光センターにあるカフェです。
テイクアウト用のリユースボトルの貸し出し、給水スポット、量り売り、生ごみの堆肥化、などできることからゼロウェイストに取り組まれています。
カフェでは乳化剤や保存料を使わないジェラートや乗鞍で焙煎したコーヒー、トーストやホットドッグなどの軽食を楽しめます。
11月から4月の間は冬季休業期間ですので訪れられる際はご注意ください。
写真 GiFT NORiKURA
2. 斗々屋 京都本店 (京都府)
昼間はスーパーマーケットとカフェ、夕方以降はお酒も楽しめるレストランとして営業。スーパーで販売している生鮮食品は、鮮度が落ちる前にお惣菜やレストランの料理に生まれ変わります。また、決められたメニューはなく、当日入手可能な食材でメニューを組み立てることで、食材のロスを出さない仕組みを作られています。
野菜や果物のヘタ・茎まで、調理時もラップの代わりに晒を、使い捨てジッパーバッグの代わりにシリコンバッグを使うなど、できる限りゴミを出さない工夫を取り入れられたお店です。
3.めぐる Zero Waste Cafe (香川県)
廃棄物ゼロを目指されているカフェです。動物と触れ合い、地元で収穫された新鮮な食べ物を食べることができる地域に根差したカフェです。有機食品を使ったピザ・グリル料理を楽しめます。野菜の販売なども行われています。2020年に店舗が火事に遭われたようですが、2021年時点では営業を再開されています。
写真 MEGURIN
4.RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store (徳島県・東京都)
https://www.kamikatz.jp/ja/toppage.html
ゼロウェイストで有名な上勝町にある、ナッツやグラノーラ、ビールや洗剤の量り売り店舗を併設したレストランです。
廃材を再利用したインテリアや古着と鹿の革から作ったユニフォームなどこだわりの数々。また、ゼロウェイストを意識した雑貨類も販売されています。楽しみながらゼロウェイストについて学べるクリエイティブな空間となっています。近年東京にも出店されています。
5. cafe polestar (徳島県)
上勝町でゼロウェイストカフェをオープンさせようとしていたお母様の想いを引き継いで、移住したファミリーが運営するカフェです。ランチ・カフェでの利用が可能です。
使い捨て商品を使わない、マイボトルへの給水、廃棄が出ないよう調理方法を工夫する、廃棄しなければならない食材はコンポストで堆肥にする、などゴミを減らす取り組みを行われています。
6.量り売り&カフェ aperuy (鹿児島県)
屋久島にオープンしたカフェです。調味料やオイル、麺類やナッツなどの量り売り、地元の野菜、洗剤・化粧品を揃えた店舗がカフェに併設されています。
カフェでは、動物性食品を使わないヴィーガンの焼き菓子や飲み物が提供されます。
https://www.instagram.com/aperuy.shop/
まとめ
いかがでしたでしょうか。ゼロウェイストに取り組むレストラン・カフェは日本でも徐々に増えつつあるようです。お近くに立ち寄られた際に、ご紹介したお店を訪れていただけますと嬉しいです。
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