みなさんは、不用品をどのように処分されていますか。
友人に譲る、中古ショップに買い取ってもらう、自治体の回収サービスを利用する、など処分方法は色々とありますよね。
今回は、「メルカリ・ラクマなどのフリマアプリで商品を出品してみたい」
と思われる方向けに、フリマアプリで1000回以上の取引経験がある筆者が、出品に当たってのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
フリマアプリで出品を始める際に参考としていただければうれしいです。
メリット
1.スマホで手軽に出品できる
なんといっても最大のメリットは、スマホさえあれば手軽に出品できる点です。
24時間いつでも、自分の好きな時間に出品できます。
出品方法は簡単。
写真を撮って、商品の説明を記入し値付けを行うだけです。
本やゲーム・化粧品などはバーコード出品の形で説明の入力を省略できたりします。
具体的な出品方法は以下から確認できます。
メルカリ
ラクマ
2.不用品がお小遣いに変わる
これまで不用品として捨てていた商品がお小遣いに変わる点もメリットです。
無料でもらったノベルティグッズなども、他の人にとっては喉から手が出るほど欲しいものかもしれません。
意外なものも売れる可能性があるので、捨てる前に一度フリマアプリ内で検索確認してみましょう。
3.中古ショップ買取より高く売れる
みなさんは中古ショップの買取サービスを利用したことはありますか。
状態のよいブランド品などはある程度の金額で買い取ってもらえることもありますが、量産品や中古品は数円単位でしか買い取ってもらえないこともざらにあります。
一方、フリマアプリでは手数料(商品価格の数%〜10%)・送料を差し引いたとしても一点当たり数百円〜数千円以上の利益を出すことができるんです。
値段の設定の仕方にもよりますが、売れた時の喜びは大きいですよ。
4.全国のユーザーに向けて販売できる
フリマアプリユーザーは全国各地に何千万人といます。
なんと、メルカリは2000万人以上、ラクマは1000万人以上のユーザーがいるようです。(2021年9月時点)
このような大規模な市場に向けて商品を販売できる点もフリマアプリを使用するメリットですよね。
自分の周りで全く欲しいという人がいないようなマニアックな商品も、意外と売れたりします。
また、一般的な市販品は、買い物が不便な山の中や離島にお住まいの方が購入されるケースが多いです。
ニーズの高い商品であれば、出品後すぐに売れてしまうこともしばしば。
5.金銭トラブルが起こりにくい
フリマアプリはCtoCのサービスではありますが、金銭のやりとりについては間に事務局が介在しているので安心です。
振込み額が異なる、キャンセルしたいけれどできない、というようなことは事象は起こらない仕組みとなっています。
購入者との間で揉めてしまった時は、フリマアプリ事務局に問い合わせてみましょう。
調査や購入者とのやりとりなども行なってもらえ、金銭的にも納得のいく形で間を取り持ってもらえますよ。
6.購入者とのやりとりを楽しめる
人にもよると思いますが、購入者とのコミュニケーションを楽しまれている方も中にはいらっしゃいます。
自分のお店をウェブ上に持つ感覚に近いでしょう。
値付けや値引き交渉などが楽しいと思える人は、フリマアプリが向いているといえます。
定年後・子育てが手離れした後など、周りの人との関わりが希薄になったり時間ができた方は、ウェブに自分のお店を出品するような形で使える点がメリットといえます。
不用品だけでなく、ハンドメイド作品や自宅の畑で採れた野菜などの販売にも使えますよ。
デメリット
1.手数料や送料が発生する
フリマアプリの販売価格が出品者の利益になるわけではありません。
事務局の手数料や送料、梱包費用を差し引いた分が出品者の利益です。
メルカリの手数料は10%です。
少しでも手数料を抑えたい方は、6%のラクマか5%のペイペイフリマを選びましょう。
ただし、売れやすさはユーザー数最多のメルカリが一番です。
高いな、と感じる方もいらっしゃると思いますが、自分で出店することを考えると安いのではないでしょうか。
2.出品作業が面倒だと感じる
出品作業の中で一番手間だと感じるのが、商品の登録作業です。
スマホで登録できるのは便利ですが、商品一つ一つを個別に登録していかなくてはならないため、どうしても作業時間がかかります。
具体的には、以下の作業が発生します。
・商品の状態を確認する
・商品の写真を撮影する
・寸法や重さを量る
・送料の確認
・相場に合った値付け
・商品説明文の記載
分解した作業の一つに5分かかってしまうとすると、1つの商品を出品する作業に30分かかってしまう計算になりますね。
アルバイトした場合の時給が900円だとすると、400円分の人件費を使っていることに。
これでは、労力の割に売り上げが見合わないと思われる方が多くなっても仕方がないですよね。
フリマアプリ各社は対策として、バーコードによる簡易出品機能を付加しています。
【メルカリ】「バーコード出品」機能では、本・音楽・ゲーム、コスメ・香水・美容、家電・カメラが出品可能です。
【ラクマ】「バーコード出品」機能でも、本・漫画・雑誌・CD・DVD/ブルーレイ・ゲームソフト/ゲーム機本体・コスメ/美容カテゴリの商品が出品可能です。
バーコード出品することで以下の手間を省くことができ、出品時間を短縮させることができます。
・相場に合った値付け
・商品説明文の記載
3.購入者とのやり取りが面倒
出品後は、購入者とのやり取りに時間がかかってしまします。
値下げの要望、サイズの確認、使用頻度の確認、商品状態の確認、などが出品商品に対してコメントされます。
値下げ交渉の具体事例・対応方法は以下の記事にまとめています。
また、購入してくれた人には御礼や発送予定日などをお伝えする必要があります。
一言もやり取りせずに商品を発送することは可能ですが、
「購入後何もコメントがなく不安だった」と購入者から悪い評価がつく場合もありますので、なるべく何らかのメッセージを送っておきましょう。
商品に関するトラブルが発生すると購入者とやり取りが必要になります。
トラブル事例・対応方法は以下の記事を参考にされてみてくださいね↓
4.発送作業に手間と時間がかかる
商品が売れると、次に待っているのが梱包作業です。
商品のサイズに応じた梱包材を選び、丁寧に梱包する必要があります。
ダンボール、封筒、緩衝材、ガムテープ、といった梱包資材を準備する作業も発生します。
売れた商品を発送する作業にも手間がかかります。
細かく分解してみるといくつもの工程に分かれることがわかります。
・宛先を記名する(普通郵便で発送する場合)
・発送窓口まで移動する
・窓口で並ぶ
・窓口で手続きする
・発送先から帰る
メルカリ便やかんたんラクマパックなどの簡易発送サービスを利用すれば、宛先を記名する作業は減らせますが、特に注意したいのは窓口までの移動時間です。
普段通っているルート上にコンビニや郵便局、ヤマト運輸の発送窓口があればよいですが、出品するためにわざわざ移動しなければいけないのであれば、往復の移動分も時間を使っていることになります。
なるべく時間をかけずに時短したい方向けの内容もまとめていますので、よければご覧ください↓
5.出品物が増えると部屋が散らかる
出品する物が増えるごとに、部屋は散らかりやすくなります。
捨てられない人、出品数を多くなりそうな人は要注意。
商品の他に梱包材も保管しなければなりません。
フリマアプリ用品の保管場所はこの範囲内のみ、と必ず決めておきましょう。
範囲を決めずに出品物を増やしてしまうといつの間にか部屋中に不用品が溢れていた、なんてことも。
○日までに売れなければ別の方法で処分する、など出品ルールを決めて物量をコントロールすることも大切です。
まとめ
今回は、フリマアプリを使うメリット・デメリットについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
何となくフリマアプリを利用するイメージが湧いてきたでしょうか。
初心者として始められるのであれば、ユーザー数が一番多いメルカリがおすすめです。
メルカリ公式サイトで使い方の動画がたくさんUPされています。
さらにフリマアプリを利用するイメージを膨らませたい方は以下のサイトの動画がわかりやすいです。
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「 NBQCZN 」
他にも捨てない暮らしに関する記事を書いています。
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