みなさん、ふるさと納税されたことはありますか。
ふるさと納税とは、自分が住んでいる自治体以外に納税する制度です。
納税されると返礼品をもらえるため、返礼品目的でふるさと納税される方も多いと思います。
ふるさと納税されたことのある方は、返礼品に食べ物を選ばれる方が多いのではないでしょうか。
実は、返礼品の中に、ゼロウェイスト(ごみゼロ)ライフに役立つアイテムもあるんです。
今回はふるさと納税で購入できるゼロウェイストアイテムをまとめてみました。
ごみを出さない生活に一歩踏み出される際の参考にしていただければうれしいです。
1.ペーパーレスのコーヒードリッパー
家でドリップコーヒーを楽しもうと思うと、紙のフィルターが必要になってしまいますよね。
コーヒー好きの方であれば、家に紙フィルターを保管されているかもしれません。
ペーパーレスのコーヒードリッパーを使えば、紙フィルターをストック・管理する手間を省き、紙ごみを減らすことができますよ。
ステンレス製コーヒードリッパー|HARIO
写真:HARIO HP
茨木県古河市では、古河市に工場を構える耐熱ガラスメーカー「HARIO(ハリオ)」のステンレス製コーヒードリッパー『Glass Coffee Maker』を返礼品としています。
『Glass Coffee Maker』は、シンプルな形状のドリッパーで、素材はステンレス・ガラス・シリコーンゴムからできています。
ドリッパー部分はステンレスのメッシュでできており、紙フィルターでは味わえないコーヒーオイルも感じることができます。
メッシュ部分がコーヒーの粉で目詰まりした場合は歯ブラシで清掃下さいね。
ハリオのステンレス製コーヒードリッパー『Glass Coffee Maker』 は、
セラミック製コーヒーフィルター|波佐見焼
陶器製のコーヒーフィルターは、長崎県波佐見のふるさと納税返礼品で選ぶことができます。
『COFIL』と呼ばれるセラミックコーヒーフィルターシリーズです。
セラミックの細かい凹凸と穴により、マイルドなコーヒーが抽出されます。
メンテナンスはスポンジ・洗剤不要で、水洗いと週1回の煮沸メンテナンスを推奨されています。
使用後すぐに水洗いし、歯ブラシで洗浄すると目詰まりしにくくなりますよ。
波佐見焼のセラミック製コーヒーフィルター『COFIL』は
布製ネルドリッパー|HARIO
本格派用の布でできたネルドリッパーは、茨木県古河市の返礼品として選べます。
HARIOの本格派用の布でできたネルドリッパー『ドリップポット・ウッドネック』です。
布のドリッパーはきめの細かい穴を通すため、豆本来のコクや酸味などが味わえます。
ネルドリッパーはコーヒー通な方におすすめのドリッパー。
使い方については、HARIO公式アカウントの取り扱い動画が参考として下さいね。
メンテナンスが面倒と思われるかもしれませんが、使用後は洗いした後、水に浸して冷蔵庫で保管することを推奨されていますよ。
HARIOのネルドリッパー『ドリップポット・ウッドネック』は
炭酸水メーカー
炭酸水メーカーを使うと、炭酸水を購入毎に発生してしまうペットボトルのごみを減らすことができますよ。
炭酸水をペットボトルで保管する必要がなく省スペース化にもつながります。
e-soda drink(イーソーダ ドリンク)
『e-soda drink』は、山梨県昭和町の返礼品として設定されている、1本のボトルで約60Lの炭酸水を作ることができる炭酸水メーカーです。
約60Lの炭酸水は、500ml入ペットボトルと置き換えると約120本分。
炭酸水メーカーの導入することでペットボトルごみを削減することができますね。
ちなみに使い終わったシリンダーは、新しく購入したシリンダーと入れ替えメーカーへ返却するシステムです。
詳しくは「シリンダーの交換について」をご参照下さい。
機器本体に炭酸ガスシリンダーと水の入ったボトルをセットし、レバーを押すと炭酸ガスが水に注入されます。
炭酸の強さは微炭酸から強炭酸までお好みで選ぶことができる点がうれしいですね。
炭酸水メーカー『e-soda drink』は、
充電式電池
電池ごみを減らせ、使うタイミングで充電するだけで良い充電式電池。
使い捨ての乾電池は便利なように見えますが、購入・保管・廃棄と意外と管理手間がかかるんです。
充電池は一度購入してしまえば充電して何度も繰り返し利用できるので、管理手間も使い捨ての乾電池より減って楽ですよ。
Pool プール 単3形・単4形電池
充電式のニッケル水素電池『Pool』は岐阜県笠松町の返礼品です。
充電し、繰り返し約1000回使用できます。
使用頻度の高い単3形・単4形電池の充電器と充電池のセットです。
家庭での使いやすさを考慮したシンプル機能が特徴。
充電式電池『Pool』は
家庭用コンポスト
生ゴミを堆肥にしたり、分解したりする家庭用コンポスト。
家庭から出るごみの約1/3が生ゴミであることから、家庭用コンポストを導入すると
生ゴミがなくなると、燃えるゴミ量が減り、ゴミが臭わないのでゴミ出しの日をうっかり忘れてしまっても安心です。
ダンボールコンポスト、手提げバッグ型のLFCコンポスト、堆肥型木製コンポスト
などが複数の自治体の返礼品として設定されています。
自分で一から制作しても良いですが、既存のコンポストを使えば材料を揃える手間も省けますよ。
木製コンポスト(消滅型)
木製コンポスト(消滅型)は愛知県北名古屋市の返礼品です。
中に入れた生ゴミが微生物により分解されて消滅するタイプのコンポストです。
※堆肥の使い道がない方は、堆肥化前提のコンポストを選ばないようにご注意下さいね。
コンポストの大きさは、縦約46cm・横約50cm・高さ約56cmとコンパクトサイズとマンションのベランダにも起きやすいサイズです。
布ナプキン
生理用の使い捨て紙ナプキンを布ナプキンに置き換えることも、ゴミを減らす方法の一つです。
布ナプキンとすると外出時の持ち運びが嵩張ってしまうので、紙ナプキンと併用されている方もいらっしゃいます。
在宅ワークなどで家にいる時間が増えている方は比較的導入しやすいと思いますよ。
オーガニックコットン布ナプキン
オーガニックコットンの布ナプキンは、千葉県銚子市の返礼品です。
三つ折りタイプやレギュラータイプ・ロングタイプなど複数の種類はあります。
番外編
訳ありの食品
各サイトで訳あり品を探すと、規格外の大きさの食品がヒットします。
訳あり品は、正規の販売ルートに乗らなくても美味しくいただけるものばかりです。
間接的に食品ロス削減にも貢献できますよ。
よければ各サイトから探されてみて下さいね。
まとめ
今回は、ふるさと納税の返礼品でもらえるゼロウェイストなアイテムをご紹介してみました。
使い捨てを減らすことは、地球環境に良いだけでなく、使い捨て商品の管理手間削減・コスト削減にも繋がるんですよね。
ちなみに、筆者はセラミック製コーヒーフィルター『COFIL』をふるさと納税の返礼品として受け取り、使っています。
納税するなら、自分のためにも地球環境のためにも良いものを選びたい、という方の参考にしていただければと思います。
ふるさと納税をきっかけに、一緒にゴミを減らす一歩を踏み出していただければ嬉しい限りです。
他にも捨てない暮らしに関する記事を書いています。
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