捨てない暮らし研究所

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【全国版】行ってみたい!ゼロウェイストな暮らしのヒント・アイデアが見つかる施設・活動

みなさんは、『ゼロウェイスト』という言葉を聞かれたことはありますか?

『ゼロウェイスト』とは、暮らしの中で出るごみをゼロにしようという運動のことです。

連日メディアで取り上げられている、SDGsの項目でいうと目標12の「つくる責任つかう責任」に該当するといえます。

ごみ(廃棄物)をゼロにしていこうという活動ってなんだか真面目でとっつきにくいなと感じる人もいらっしゃるかもしれません。

ただ、廃棄物をどう活用していくか考えることは、とてもクリエイティブな活動だと筆者は思っています。

今回は、わくわくしながら見学できる施設・活動を中心にご紹介していきますね。

行ってみたいなと思う場所が見つかればうれしいです。

ゼロウェイスト 見学 施設

 

関東エリア

モノ:ファクトリー|群馬県

モノ:ファクトリーは再生資源・中間処理・廃棄物のコンサルティングを行うナカダイ産業が運営している施設です。

前橋の中間処理施設では、なんと廃棄物のリサイクル率約99%を誇るのだそう。

産業廃棄物のリユース・リサイクルのパイオニア的存在です。

見学・体験できる内容は以下の通り。

見学・体験内容

・金属・プラスチックなどの廃棄物が解体・選別される様子の見学

・廃棄物のマテリアル展示コーナー見学

・廃材の購入

・パソコン解体・基盤コースターづくりなどのワークショップ

申し込みはこちら↓

 

モノ:ファクトリー|東京都

ナカダイ創業の運営するモノ:ファクトリーは東京都品川区にもあります。

商談や廃材マテリアル見学での利用のため、平日のみオープンしています。

コロナ禍のため、2022年12月現在マテリアルの販売はオンラインのみ。

見学には以下HPより事前予約が必要です。

 

石坂産業|埼玉県

石坂産業は、埼玉県入間市を拠点とする産業廃棄物中間処理業を営む企業です。

減量化・再資源化率98%を誇る、廃棄物処理業界内のパイオニア的存在。

分別などを徹底することで、廃棄物の減量を実現されています。

廃棄工場内の見学だけでなく、生物多様性に取り組む里山の見学、ランチなども含まれるプログラムが定期的に開催されています。

少人数からでも参加可能です。

施設の見学はこちらから↓

 

中部・北陸エリア

デポリスタイル|愛知県

デポリスタイルは、愛知県春日井市にあるDIY資材と中古家具を販売するお店です。

解体される家の家具や建具を引き取り、新しい家具へ生まれ変わらせるなど、古いものを大切にする取り組みをされています。

店内にはDIYに使える古材、古い金具、テーブルの脚などを販売され、デポリスタイル内には丸ノコなどの本格的な工作機械が設置されたDIYスペースも。

他では手に入らない唯一無二の材料を使って低コストでオリジナルの家具を作れる点が魅力です。

デポリスタイル | Restyle

 

鳥羽リサイクルパーク|三重県

鳥羽リサイクルパークは、生ごみ堆肥作り体験ができる施設です。

小規模ながらも内容が充実していて、参加者の満足度も高いようです。

堆肥舎の他に、リサイクルごみステーション・リユースショップなどが併設されていますよ。

鳥羽市リサイクルパーク

 

トトン|富山県

『トトン』は2022年9月に富山市にオープンした施設です。

アップサイクル品など環境に配慮したアイテムが並ぶショップ・廃材の並ぶマテリアルライブラリー・リペアやDIYを行えるスペースなどが集まった場所です。

コワーキングオフィスやカフェも併設されているので、訪れた際にはゆっくりと過ごせそうですね。

トトン | 捨てるをまわす、くらしをつくる。

 

中国・四国・九州エリア

IDEA R LAB |岡山県

「IDEA R LAB(イデア・アール・ラボ)」は岡山県倉敷市の玉島地域にあり、博物館プロデューサーの大月ヒロ子さんが運営されています。

IDEA R LAB

IDEA R LABの「マテリアルライブラリー」は、築300年の大月さんの生家を改修した建物を利用した隠れ家的スポット。

ライブラリー内部には大月さんが収集した廃棄素材やリユース製品が展示されており、年間を通じて様々なイベント・ワークショップが開催されています。

ただ、廃材に触れるだけではなく、楽しく活用するアイデアや想像力が鍛えられる学びの場として運営されている点が素敵ですよね。

 

上勝町ゼロ・ウェイストセンターWHY|徳島県

上勝町ゼロ・ウェイストセンターWHYは、日本で初めてゼロ・ウェイストに取り組むと宣言した徳島県上勝町に2020年オープンした施設です。

ごみを出さないアイデアや工夫が至るところにぎゅっと詰まっています。

上勝町ゼロ・ウェイストセンター

WHYの建物はいくつかのパートに切り分けられており、それぞれでのごみをゼロにするための学びを得ることができます。

 

ごみ分別・ストックヤード

上勝町では、日常的に40を超えるごみの分別が行われており、分別されたごみの80%は資源としてリサイクルされています。

町内のごみが一気に集まってくる場所で、町民が使わない時間帯であれば見学できます。

上勝町ではゴミ収集車が走っていないため、住民の方々はWHYの「ごみ分別・ストックヤード」にごみを持ち寄り分別する仕組みになっているんですよね。



くるくるショップ

「くるくるショップ」は、町民が不要ものを持ち込みめる場所です。持ち込んだものは、無料で町内外の方へ譲る仕組みで運営されています。

町内の中学生の発案により始まった取り組みなのだそう。

ショップ内には、衣類や食器、本、雑貨など他種多様なものが持ち込まれていますよ。

 

宿泊体験施設

ゼロ・ウェイストセンターにはホテルも併設されています。

上勝町でゆっくりと滞在したい方におすすめのホテルです。

ホテルの宿泊客限定で、石鹸・コーヒーの量り売り、ごみの分別や生ゴミのコンポスト利用、使い捨て容器を使わない飲食などが体験できます。

ゼロ・ウェイストアクションホテル 「HOTEL WHY」宿泊情報

 

MATERIAL MARKET |福岡県

MATERIAL MARKETは、福岡県で活動されている建築家・デザイナー・家具職人さんたちが運営されている、廃材のセレクトショップです。

Material Market マテリアルマーケット

工場や工房などから出た廃材やデッドストックの中から、ユニークな形のものをセレクトして販売されています。

デザイナーさんたちが目利きされた素材なので、何かに使えそうな面白い形のものばかり。

見ているだけでも創作意欲が沸いてきますよね。

使い手によって、いろんな可能性が広がる点が廃材の魅力だったりします。

販売している素材一覧 

  • 終了したプロダクトの一部
  • 工房で出た木の端材
  • 印刷工場で出た紙の端材
  • 糸が巻かれていた紙の芯
  • 規格外の商品

店舗は土曜日のみオープンしています。

廃材はオンラインでも注文できますので、気になられる方は直接HPへお問い合わせくださいね。

 

まとめ

今回は、ゼロウェイストな暮らしのヒントが見つかる施設についてまとめてみました。

いろんな気づきが得られたり、クリエイティビティが存分に刺激されたりすること間違いなしです。

興味のある場所があれば、ぜひ訪れてみてくださいね。

モノ:ファクトリー|群馬県

モノ:ファクトリー|東京都

石坂産業|埼玉県

デポリスタイル|愛知県

鳥羽リサイクルパーク|三重県

トトン|富山県

IDEA R LAB |岡山県

上勝町ゼロ・ウェイストセンター|徳島県

Material Market マテリアルマーケット|福岡県

 

 

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